世界自然遺産登録20周年を記念して
2025年9月6日(土)・7日(日)に開催される
SHIRETOKO Adventure Festival2025
そのプログラムの1つ
Bamboo Grass Playground “NINA NO SET”-笹の巣
森のひみつ基地づくりの事前準備として
第1回のワークショップを
6月23日(月)~25(水)に行いました
知床の森にたくさん生えている「笹」
森のお仕事をしている人たちにとっては
ちょっとした「やっかいもの」です
でも、自然といっしょに暮らしていたアイヌの人たちは、
笹から屋根やカベなど
家の一部をつくっていたそうです
そんな笹を使って
9月のSHIRETOKO Adventure Festival2025では
虫や鳥、動物たちと同じ目線になって
森とつながる体験ができる場所をつくります!
その名も「NINA NO SET(ニナノセッ)」
アイヌの言葉で「nina」は笹
「set」は巣という意味です
今回は、その準備として
材料となる笹のこしらえ作業を
ワークショップ形式で行いました
笹を刈り取るところから始まり、
雨や風がしのげるように
ていねいに笹を何重にも重ねて
束ねる作業を皆さんと進めました
講師は、かやぶき職人「藤原タクマ」さん
飛騨高山からやってきてくれた藤原さんは
日本全国でかやぶき屋根の修復や復元をしている人です
“土に還る”をコンセプトに
百の生業を持つ”百姓”の技術・智慧・自然観を
表現する活動もしています
藤原さんはじめ3人の職人さんは
ワークショップに参加してくれた人が
何を作ればいいのかイメージしやすいように
即席で「笹 日除けシェード」も制作してくれました!
すごい! さすが!
今回、皆さんで準備した笹を使って
フェス直前の9月にまた
第2回のワークショップを行います
その際はまた告知もしますので
「むかしの知恵から学ぶアート体験」に
皆さんの参加をお待ちしています
そしてSHIRETOKO Adventure Festival2025では
どんな、森の中のひみつ基地のような遊び場が
出現するのでしょうか!?
お楽しみに!
SHIRETOKO Adventure Festival 2025
北海道羅臼町・斜里町・Snow Peak・THE NORTH FACE・環境省・知床財団がコラボレーションした特別イベントです
知床の価値を「次世代」へつなぐ。海と、森と、人がつなぐ
開催日:2025年9月6日(土)、7日(日)
会場:北海道・斜里町&羅臼町
Updated / 2025.06.25